レーザーの打ち残しや、色素沈着にも注意!
顔やカラダのレーザー脱毛というのは、医療クリニックで医師や看護師が行う施術のみを指します。なぜかというと、脱毛は本来医療行為にあたるものなので、医療資格のない脱毛サロンでは、レーザーのようにはっきりした脱毛効果の認められている機器を扱うことは許可されていないためです。
レーザー脱毛は、医療資格や医療技術のある人に施術をしてもらえるという点で脱毛サロンよりも安心感があるのですが、でも技術に関係なく、レーザーの性質そのものによるトラブルはどうしてもあります。レーザー脱毛で起こりうるトラブルと、クリニックがどのような対処をしてくれるのかをチェックしておきましょう。
- 打ち残し
ライトを使った脱毛は照射した部分としていない部分を目視できるわけではないため 、気をつけても打ち残しが出る場合があります。レーザー脱毛は施術から実際に毛が抜けるまで10日から2週間ほどのタイムラグがあります。患部を観察して、一部だけ毛が伸びていたら、その部分は打ち残しです。
クリニックに連絡すれば施術をやり直してもらえますが、施術から時間がたちすぎるとわかりづらくなってしまうため、3週間から1ヵ月以内に連絡するようにして下さい。
- 火傷
出力調節のミスや、患者さんの肌のコンディション、または打ち残しを気にして重ね打ちしてしまったりすると、火傷になることがあります。
症状に対応した軟膏が処方されます。
- 剛毛化・硬毛
レーザー脱毛のように毛穴に熱を加える脱毛方法では、毛根が熱で刺激されることでかえって毛が硬く太くなる場合がありま す。剛毛化した部分にあらためてレーザーを照射し、脱毛させるという処置が行われます。
- 色素沈着
レーザーで毛根を焼くという施術は、肌に傷を作ることですから、肌が紫外線に反応して、傷の保護のためにメラニン色素を大量に生成することがあります。
ビタミンCの内服薬や軟膏で対応してもらえますが、患者さんが紫外線対策をせずに色素沈着が起こった場合は、これは保証対象外になる場合がありますので注意して下さい。
以上が、顔のレーザー脱毛にともなうトラブルとクリニックの対応ですが、全てを保証してくれるクリニックは少なく、どのトラブルに対応してくれるかはクリニックごとに違います。最初のカウンセリングで確認して下さい。
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