顔の産毛脱毛のトラブル

レーザー熱傷、紫外線、目へ照射、眉の欠落

顔の産毛脱毛は、女性に人気のあるメニューです。肌を薄く覆っている産毛が除去されることで肌がつるつるした質感になりますし、肌色も明るくなります。化粧水が染み込みやすくなった、ファンデーションが乗りやすくなったという声もありますね。

 

産毛は色が白っぽいため、以前は光脱毛でないとうまく処理できませんでしたが、脱毛機器の技術が向上し、現在はレーザーで処理することもできます。
ただし、顔は施術によるトラブルが起きやすい部位でもあります。比較的起こりがちなトラブルを紹介します。

 

レーザー熱傷 脱毛機器の出力ミスなどが原因で必要以上に高い熱が毛根に加わり、毛穴が火傷になります。レーザー熱傷は、顔に限らずどの部位でも起こり得るのですが、顔は皮膚が薄くデリケートであったり、普段 から外気にさらされて肌が乾燥しがちになっているため、他の部位よりも注意が必要です。
紫外線 レーザー脱毛を受けたあとに紫外線を浴びると、シミや色素沈着の原因になります。施術のときは日焼け止めをつけられないし、衣服で隠すこともできないので対処が難しいですね。つばのある帽子などを着けましょう。
目への照射 施術は目をしっかりガードして行いますが、何かの拍子にガードがずれて、ライトが目に当たる事故がときどき起こっています。脱毛のライトは非常に強く、目をしっかり閉じていてもまぶたを透過して網膜にダメージを与えます。最悪失明のリスクもあると言われますので、万が一目にライトが当たったら、すぐに眼科で診察を受けましょう。
眉の欠落

額や眉の脱毛メニューを用意しているサロン、クリニックもあり ますが、眉が一部欠けたり、全部なくなったというトラブルが報告されています。いうまでもなくこれは、誤って眉にライトを照射してしまったためです。照射範囲が広い、サロンの光脱毛の方が発生率が高いようですね。産毛脱毛は比較的低出力で行うため、眉に当たっても痛みや熱さを感じず、2週間ほどたって、眉が抜け落ちて初めて誤照射に気づく、というケースが多いです。

 

顔は常に露出している部分ですし、一番人目に触れる部分でもありますから、トラブルは避けたいですね。

 

やはり、料金だけでなく、口コミなどを参考に信頼できるところを選ぶことが基本です。そしてカウンセリングも含めて、施術スタッフの方と普段からコミュニケーションをとり、しっかりと意思疎通をはかることも、潜在的な 予防策になるのではないかと思います。

 

また、一番の安全策としては、エステよりも、医師の常駐する医療機関でのレーザー脱毛が安心と言えます。

 

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ちなみに、医療機関のレーザー脱毛の場合、料金が高いと思われがちですが、通う回数が少なくて済みますので、デメリットはあまりないと言えます。